『THE HEAD』第6話のあらすじ・感想・考察。ついに完結！全ての謎が明らかになる！？最も冷たい真実とは！？

2020年6月12日（金）に配信が始まって以来、SNSでも話題沸騰な海外ドラマ『THE HEAD』。

海外ドラマ『HOME LAND』でエミー賞も獲得したラン・テレムが製作総指揮をとり、ヨーロッパ最大級の制作会社である「THE MEDIAPRO STUDIO」の主導のもとでHuluも制作に参加した、いわば日欧共同制作による超大型国際ドラマだ。

ジャンルはミステリースリラーと銘打たれている。

この記事では第6話のあらすじ（ネタバレします）感想・考察をしていきます。

前回までの『THE HEAD』は？

第5話も衝撃の展開と謎がいっぱいでした。

第5話はこんな感じ。

ということで、第5話で明らかになった事実と謎がこちら。

第5話のあらすじ・感想・考察記事はこちら。

『THE HEAD』第5話のあらすじ・感想・考察。見えてきた事件の真相。そしてまた2人の犠牲者が！生き残るのは誰だ？

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『THE HEAD』第6話（最終話）のあらすじ

第6話のあらすじになります。

マギーはためらいながらもヨハンに向かって、彼の最愛の妻でもある越冬隊隊員アニカあら引き出した”告白”について語り出す。それは、アーサーが「ポラリスⅤ」での任務中、サラに対してとうてい信じられない行動をとっていたのだ。

まもなく、ヨハンは自分たちがずっと見当違いの場所でアニカを探していたことに気づき、急いで捜索活動を仕切り直す。そして、とうとうアニカが乗っていたスノーモービルを発見するのだが…！？

ついに明かされる、完全なる暗夜が痛尽く6ヵ月の間に起こった、謎多き凄惨なな事件の全貌。

しかし、その奥底には最後の最後まで誰も知り得なかった”最も冷たい真実”が潜んでいて…！

引用：Hulu

登場人物の情報などはこちらの記事をご覧ください。

Huluオリジナルドラマ『THE HEAD』が配信開始！山下智久出演も楽しみだけど、魅力はそれだけじゃない！

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第6話（最終話）のあらすじ【※ネタバレします】

以下、ネタバレを含みますのでご注意下さい！

ポラリスⅤの事件の真相が明らかに！

～過去のシーン～ポラリスⅥ

アニカはなんとかしてこの窮地を脱出しようと、SOSのメッセージを入れたテープレコーダーを岩陰にセットする。

「そんなことしても誰にも気づいてもらえない。どうせ死ぬならせめて事件の真相を教えて！」とアニカに詰め寄るマギー。

アニカからポラリスⅤで起きた事件の真相を聞き出すことに成功した。

～過去のシーン～ポラリスⅤ

ポラリスⅤでは極夜の終わりを祝う”日の出祭り”のパーティの最中だった。メンバーみんなが談笑する中、マイルズがサラに電話が入っていると告げ、休憩室へと向かわせた。

「シルヴィア？オリヴィア？」と娘たちからの電話だと思い込んでいた。

ところが、これは嘘でアーサーが秘密裏に呼び出したものだった。

休憩室にやってきたサラに対してアーサーは、セクハラ行為をしていたのだった。

必死で抵抗を試みるサラだったが、圧力に負けそうになる。キス直前で激しく抗うも、アーサーに押し返され、その拍子に転倒。後頭部を机の角にぶつけてしまい、そのまま死亡してしまった。

その一部始終を見ていたのがアニカ。サラのことが心配で密かに部屋をのぞいていたのだった。

あのセーターの血はこの時についたものでした。

アニカの隠蔽工作！

友人サラの死を目の前にして、ひどく動揺しアーサーを責めるアニカだったが、すぐに冷静さを取り戻し、アーサーにセーターを脱ぎ、手を洗うように指示した。

研究の成果（自分の研究も含めて）や支援者たちを失うことをおそれ、事件の隠蔽を謀ることを決心したのだった。

メンバー全員にサラの死を伝え、隠蔽しようと説得を試みたが、難航する。

（このあたりにアニカの野望というか野心家な部分が見え隠れしますよね…）

夏季隊が到着するまでの3週間の間、アニカはメンバー全員をそれぞれの弱みや秘密を武器に、半ば脅すかたちで説得を続けた…。

（エバとエリックは不倫の関係を、ラモンは携帯の中身のこと、ニルスは娘の死に役の売人の死のことなど…ですね）

なんとしても研究を成功させたかったアニカの執念とも呼ぶべき行動だった。

結局、全員を説得することに成功したアニカは、証拠の隠滅を謀り、火災事故と見せかけるためポラリスⅤに火を放った！（火をつけたのはエリックだったけど…）

アニカの行方は？

～現在のシーン～

そこまで聞いて、ヨハンはアニカのしたことを受け入れきれず、部屋を飛び出していく。彼の知っている心優しいアニカではなかった。

アニカの部屋で見つけた”手紙”を読み返しながら、その手紙に火をつけて燃やしてしまった。

事実をアーサーにぶつけるが、彼はまだシラを切り続ける。証拠がないと確信しているからだった。

サラの遺体の肺には煙が検出されておらず、後頭部への打撃痕があることも事実として明らかになっているが、それはアーサーが犯人であることの証拠にはならない。

ヨハンはマギーの話を信じることにし、証拠を探すことに…。

話をしていると、マギーが当時の事を思い出した。

雪上車を使ってアルゼンチン基地へと向かう予定だったが、吹雪がひどかったためにカナダ基地へと行き先を変更したのだということだった。

ヨハンは急いで、捜索隊にカナダ基地方面の捜索を命じた。

アーサーが襲いかかる！

～過去のシーン～ポラリスⅥ

アニカの乗った雪上車を見送ったマギーだったが、そこでアーサーに見つかってしまった。

アーサーは銃を手に持って襲いかかるが、そこへアキが助けに入る。

だが、揉み合ううちに腹部を刺されてしまった。

その隙をついて、逃げ出すマギー。

必死に逃げ続け、地下の保守トンネルへアーサーを誘い込み、閉じ込めることに成功した。

そのあとは、アーサーが出てくるのを恐れて、キッチンの棚に隠れていたとマギーは話した。

ついにアニカ発見！？

捜索隊から連絡を受けたヨハンは、急いで現場へと急行した。

雪上車発見の知らせだった。

そこには、雪に埋もれた雪上車があった。そしてその中にはアニカの凍死体と”血まみれのセーター”が発見された。

この雪上車、実は燃料ホースが切断されていたことも判明した。

ヨハンはこの切断されていたホースのことをアーサーに問い詰めるが、彼は知らないという。だが、”血まみれのセーター”を証拠として警察に通報した。

アーサーは身なりを整えたかと思うと、さすがに観念したのか、自分のネクタイを使って自殺を図ってしまった。

ところが、スタッフに見つかり助けられる。

「まだだ。最後のインタビューが残っている…！」とヨハン。

（カッコいいですねぇ…）

そして、アーサーは警察に連行されることに…。

マギーの疑いは晴れたのか！？

アーサーが連行されたことで事件解決ということで、マギーは警察からの事情聴取に応じた。

ヨハンはマギーに疑いをかけていたことを謝り、マギーにPCを返却。

T3症候群の影響で手が震え、靴紐がうまく結べないマギーを手伝うヨハン。

「南極にはもう戻らない」というマギーに「よい人生を！」と言い残し、握手をして部屋を出て行った。

全ての真実はここに！！

返却してもらったPCで早速ビデオ通話を始めたマギー。

その相手は妹のシルヴィアだった。

「オリヴィア、全て終わった？」

「ええ…全て！」

ここから全ての真実が明らかになる！

サラには2人の娘がいて…というシーン。

ニルスがマギーに「誰かに似てるな…」といったシーン。

ダミアンが姉妹2人に対して「お母さんの死について嘘をついていた」と血まみれのセーターを渡すシーン。

ジョギング中のラーズを車でひき殺すシーン。

そしてポラリスⅥのメンバーを殺害するシーン。

（全てが繋がる瞬間だった！！）

ヨハンらに見送られてヘリに乗り込むマギー。

震えていた手はすっかり止まり、うっすらと笑みまで浮かべている。

すると、アキの幻が見える。

そこでは、アニカの乗る雪上車の燃料ホースを切り、それを見られてしまったアキを殺害したシーンが映し出された。

我に返ったマギーにはうっすらと鼻血が…！

第6話（最終話）の感想と考察

とうとう最終話！

終わってしまいましたね。

本当に楽しめたドラマでした。

全体として、詰め込みすぎな感じもしますが…10話くらいにして欲しかった。

第6話の考察というか感想

予想外れました…(T-T)

これまで、一貫してアーサー黒幕、アニカ共犯説を予想してきましたが、残念ながら外れてしまいました…(T-T)

まぁ、考察すること自体が楽しみなので悔いはないのですが…（強がりww)

やっぱり、マギーはサラの娘だった！

マギー・ミッチェル、その本名はオリヴィア・ジャクソンだった。

これは予想通りでしたね。

けれど、”母の死の真相を探る”というよりは、最初からポラリスⅤメンバー全員の殺害が目的だったというのが真実でした。

まさか、事前にセーターを受け取っていて、南極に持ち込んだとは…。その時に全てダミアンから聞いていたんでしょうね。

マギー（オリヴィア）からしてみたら、いや妹のシルヴィアも含めて、母を殺害したアーサーはもちろん、その死を隠蔽したポラリスⅤのメンバー全員も同罪だったのでしょう。ヘザーやアキは結果論なのかもしれませんが…。

ラモンを必要以上に殴っていたのにも納得ですな。

ラーズを車で轢いたのも復讐のためなのと、そのことで人員に空きを作り、ポラリスⅥのメンバーになることが目的だったんですね。

なんて計画的な…。

サラの殺害犯はアーサーだった

サラ・ジャクソンを殺害したのは予想通り、アーサーでしたね。

そして、隠蔽工作をしたのはアニカ。

このあたりは予測できたのですが、まさかその原因がセクハラによる事故だったなんて……！

なんだか、単純すぎやしませんかね？もっと深いところまで突っ込んで欲しかったなぁ。研究内容に絡めたり、研究者同士の争いだったり…。

アーサーの証言が正しかった！！

今思えば、アーサーの証言が正しかったんですね！

「あの女が全員殺した！」
「素性を隠している！」

サラ殺害に関しては、アニカになすりつけようとしてましたが…。

ポラリスⅥでの事件の黒幕ではありませんでした…。

あ、エリックもマギーが殺した？そのシーンは描かれてなかったけど…。

あれはアーサーだったのかな？

ちょっとだけ疑問が残った…？

最後のシーン、マギーの流した鼻血は何だったんでしょうか？

マギーは「母がガンで…」なんて話していましたが、実は自分がガン（あるいは箱の病気？）に冒されてしまっていたのでは？？

それと、ずっと分からないのがタイトルの「THE HEAD」の意味するところなんです。

研究所のトップという意味なのかとも思っていたのですが…？

誰か分かる方いましたら、お気軽にコメント欄にお願いします！

twitter（＠trigger_x_mdra)でもいいですが…。

とっても面白かった考察ドラマでした！！

ついに最終回を向かえてしまった「THE HEAD」！

期待通りの面白さでした！

少し話の展開が強引すぎるところもありましたが、全6話の構成なので仕方ないかなとは思いました。

キーポイントはT3症候群という南極特有の症状の設定でしょう。それと生存者2人の全く異なる証言による回想シーン。この存在によって、語られていることが真実なのか嘘なのかが判断できないという難解さを生み出していました。

さらに、全6話ということもあってなのか、それぞれの人物の描写が少ないというのも影響していると思う。

各メンバーの殺害方法も実にあっさりした感じでした。特にエバの雪上車なんかはどう細工したのか…？とか謎は残るのですが…。

それにしても、第2話あたりからマギーが怪しいと匂わせておいてそのまま真犯人とは思いませんでした（笑）

怪しすぎましたものね…。

まぁ、全体的にはとても面白く見させていただいた考察ドラマでした。

毎週、楽しみでしたから…。

そして山Pは最後までいい人でカッコよかった…(^o^)

しばらくロスになりそうですが、もう一度最初から見直してみようかな？

では、また別の考察ドラマで！！

「THE HEAD」を観るには？

『THE HEAD』を観ることのできる代表的な動画配信（VOD）サービスをまとめました。

配信状況の◎は見放題、▲は要課金（PPV・レンタル）を表します。

 

動画配信サービス	配信状況	月額料金（税別）	無料期間
U-NEXT	×	1,990円	31日間
Hulu	◎	933円	14日間
Netflix	×	880~1800円	なし
Amazon プライムビデオ	×	500円（税込） 4,900円（年間プラン）	30日間
dTV	×	500円	30日間

※本記事の内容はすべて、2020年12月現在のものとなります。
　配信状況など、詳細は各社公式サイトをご覧ください。

『THE HEAD』はHuluオリジナル作品ですので、他で観ることはできません。

視聴にはHuluへの加入申し込みが必要です。

＼Huluを無料体験してみる！／

おすすめのVOD（動画配信サービス3選！

VOD（動画配信）サービスにもいろいろありますが、その中でもおすすめのサービスを3つご紹介します。

基本的には観たいジャンルに強いサービスを選ぶといいと思います。

総合力ならU-NEXT、日テレ系が好きならHulu、コスパの良さならAmazonプライムですかね。